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WSCアーティスト自身による創作(オリジナル)キャラクター
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そもそもはプロの漫画家を目指しつつ、その傍ら、レンタルショーケースを利用した美少女フィギュア系ガレージキットのモデルフィニッシャー(製作代行業)として模型製作のセンスと技術を向上させていたという楠。
プレゼンテーション作品となった創作キャラクターの『デュオアラ』は、事実上のフィギュア造形処女作(!)であると同時に、「絵描き(キャラクターデザイナー)としての楠×新進造形家としての楠」のひとりコラボレーション作品でもあります。
もちろん、「つるぺた系ロリキャラ」としての破壊力も強大で、一見しただけでは「棒っぽい」ように感ずる腕や胴には、じつは「その手のファンにはたまらない微妙なニュアンス」が多大に盛り込まれています。
アニメーションの作画のように動きのある巨大なツインテール(ふたつ結びの髪の毛)も、その「動きのタイミングの取り方」が絶妙。
また、あらかじめ立体化を見越したキャラクターデザインと、それを過不足なく適切に立体化した造形力のバランスのよさにもぜひとも注目してほしい作品です。